グローバル時代の強力な助っ人 Information Mapping®(IM)法
情報構造化研究所(プリンシプル情報構造化研究所の業務展開窓口)
情報構造化研究所 代表取締役 秋山進
仕事を成功に導くうえで大きな障害になるもの、それはミス コミュニケーションです。
とくに最近はメールを利用することが多いので、正確に読み、書くことは以前よりも格段に重要になっています。
ところが、困った文書には日々出会うものです。
必要な事項が抜け落ちている文書、情報量が多すぎてどこを読めばよいかわからない文書、論理展開が複雑で一読しただけではさっぱりわからない文書。
暗号解読よろしく懸命に理解を試みても果たせず、結局、電話で一から聞きなおすことも少なくありません。
グローバルビジネスでのコミュニケーションはさらにやっかいです。
選択した単語や表現が、自分の意図を的確に伝えているのか、かなり怪しいものです。最近はノンネイティブ同士のコミュニケーションも多く、お互いに正確な表現と理解ができないため、混乱に拍車がかかっています。
私も以前、実地訓練の経験がほとんど無いままに外資系企業の役員になったことがあり、笑ってしまうような失敗(当時は肝を冷やしましたけども…)をたくさんやらかしました。
現在のビジネスは、顔を合わせて直接話をする機会が減少していることや、事業フィールドのグローバル化などによって、コミュニケーションのミスが増え、企業は損失を拡大させているのです。これらの顕在化を防ぐためには、個々人が、言葉を使う力を大幅に向上させていかなくてはなりません。
しかしながら、巧みに言葉を使えるようになるためには多大な努力が必要です。また昨今のビジネス環境は、個々人の言語力向上を気長に待ってもくれません。そうであれば、言語力に多少の問題があることを前提にしながらも、どうにか間違いなくコミュニケーションができる方法を考え、実行していかなければなりません。
こういった背景のなか、今こそ日本に導入したいと考えたのが、このIM法です。
アメリカやヨーロッパを中心に、すでに四半世紀以上、政府機関や多くのグローバル優良企業で使われてきた文書化の手法であり、理論的バックグラウンドも実績も十分です。
文書サンプルを見ていただければ、一目でその効用がわかっていただけると思います。
IM法を使った文書は、誤解が入り込む余地が非常に少ないものです。言語中心でありながらも複雑な構文は一切不要で、使用する単語数も大幅に削減することができます。これは外国語を使う場合のみならず、母国語でのコミュニケーションにおいても大きな効果を発揮します。
また、IM法に準拠したソフトウェアを使えば、必要な情報の網羅性を確実に高めるだけでなく、ビジネス遂行に向けて書き手の頭の中が明確に整理されるという効用もあります。
さらに、関係する参加者全員(たとえば会社全部)がIM法での文書を標準とすれば、誤解の大幅な削減と時間の短縮、すなわち生産性の大幅な向上を図ることができるのです。この効果ははかりしれません。IM法は、基本的には2日間のコースで理論と実践力をマスターすることができます。この習得にかけたコストとエネルギーは、言葉を巧みに使う技術の習得よりもずっと少なく、すぐに取り返すことができるものだと考えられます。
とはいえ、ここでいくら私が力説しても、実際に体験していただかなくては、どのようなものか十分に伝わらないと思いますので、まずはIM法の公開講座やセミナー等にご参加いただき、その効力を知っていただきたく思います。
グローバルビジネスに挑む企業や社員の支援ツールとして、IM法は十分な効果を出しうると確信しております。どうぞよろしくお願いします。
プリンシプル情報構造化研究所 代表取締役
プリンシプル・コンサルティング・グループ代表取締役
秋山進